3月18日(火) マルコ2章
「医者を必要とするのは、丈夫な人ではなく病人である。わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためである。」
日本聖書協会『聖書 新共同訳』 マルコによる福音書2章17節
ファリサイ派の律法学者たちは、主イエスの弟子たちに文句を言いました。「どうして彼は徴税人や罪人と一緒に食事をするのか」。彼らは汚れた人びととは境界線を引き、交わりを絶つことで、自分たちの清さを保とうとしていました。しかし、主イエスは律法の教師でありながら、その境界線を破り、罪人たちと一緒に食事をしている。それが彼らにとっては理解できず、不快だったのです。
この非難に対し、主イエスご自身が答えられました。「医者を必要とするのは、丈夫な人ではなく病人である。わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためである」。律法学者たちは、自分たちの食卓に正しいと思われる人だけを招き、罪人を招くことはしませんでした。しかし、主イエスはそれと正反対のことを言われたのです。それは、主イエスがご自分を「医者」とみなしておられたからです。罪は確かに「死に至る病」です。しかし、主イエスはそれを癒す医者としてこの世に来られました。それゆえ、正しい者ではなく、罪人をご自分の食卓に招き、赦しと癒しを与えられたのです。
この主イエスによって罪人である私たちも主の食卓に招かれ、やがて実現する天の御国での祝宴に招かれています。何という幸いでしょうか。
【祈り】
主よ、あなたが医者として私たち罪人を招くために来てくださったことを感謝いたします。