村田寿和(羽生栄光教会牧師)
メッセージ: 家畜小屋で生まれたイエス
いかがお過ごしですか。羽生栄光教会の村田寿和です。
今月12月25日は、クリスマスです。私は、22歳の時に洗礼を受けて、キリスト者となりました。それまでクリスマスは、自分と関係がないと思っていました。
しかし、聖書を読むと、そうではないことが分かります。イエス・キリストは、今からおよそ2000年前、ユダヤのベツレヘムにお生まれになりました(ルカ2章参照)。約束の救い主がお生まれになった…この喜びの知らせは、羊飼いたちに、最初にもたらされました。
主の天使は、羊飼いたちにこう言います。「恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。」(ルカ2:10-11)
当時、羊飼いたちは、身分の低い者でした。しかし天使は、約束の救い主が、身分の低い羊飼いたちのためにお生まれになった、と告げるのです。イエス・キリストは、すべての人のためにお生まれになった救い主であるのです。
イエス様は、布にくるまって、飼い葉桶に寝かされました。イエス様は、家畜小屋でお生まれになったのです。家畜小屋は、誰でも訪れることができる場所です。教会は、誰でも訪れることができる家畜小屋であると言えます。私たちは、教会という家畜小屋で、イエス・キリストにお会いすることができるのです。