リジョイス聖書日課

出エジプト18章 主の恵みにあずかる者が多くいる

聖書日課
2024年4月5日(金)

出エジプト18章 主の恵みにあずかる者が多くいる

  

モーセのしゅうとエトロは、モーセが先に帰していた妻のツィポラと、二人の息子を連れて…神の山に宿営しているモーセのところに行った。(出エジプト18:2-5)

 モーセの妻ツィポラと二人の息子たちは、モーセのしゅうとエトロのもとに送り返されていました。おそらくエジプトとの戦いに巻き込まないようにするためだったのでしょう。このとき、出エジプトが一区切りついたことを聞き(1節)、妻子がモーセのところに連れ戻されたのです。

 モーセの息子は、一人はゲルショム、もう一人はエリエゼルです。ゲルショムは、モーセがエジプトからの逃亡場所であったミディアンにいるとき、「わたしは異国にいる寄留者だ」(3節)と言って名付けられました。自分は祖国エジプトを追われて異国の地ミディアンに仮住まいしていると思ったからです。エリエゼルは、「わたしの父の神はわたしの助け、ファラオの剣からわたしを救われた」と言って名付けられました。エジプトが母国ではなく他にあると確信したのです。モーセは、真の故郷は約束の地、乳と蜜の流れるカナンの地にあることを知っていました。その地に一緒に向かわせるため、モーセの家族は連れ戻されたのです。

 私たちの国籍は天にあります。復活の主イエスは、私たちの住む場所を用意すると約束してくださいました。その言葉を信じ、私たちも約束の地を目指して進んで行きましょう。

 【祈り】 天の父なる神よ、あなたの約束された恵みと祝福にあずかる生活を、たくさんの人びとと経験できますように。

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