あさのことば

救われた人々のたとえ〜オリーブの木

放送日
2023年6月6日(火)
お話し
浅野正紀(江古田教会牧師)

浅野正紀(江古田教会牧師)

メッセージ: 救われた人々のたとえ〜オリーブの木

 いかがお過ごしでいらっしゃいますか。東京都中野区にあります江古田教会の浅野正紀です。今日も、聖書の言葉に耳を傾けましょう。

 聖書で、オリーブの木は、神によって救われた人々のたとえに用いられます。ローマの信徒への手紙11章17節から18節です。「しかし、ある枝が折り取られ、野生のオリーブであるあなたが、その代わりに接ぎ木され、根から豊かな養分を受けるようになったからといって、折り取られた枝に対して誇ってはなりません。誇ったところで、あなたが根を支えているのではなく、根があなたを支えているのです。」

 オリーブの枝にたとえられるイスラエルの民は、自分たちが神によって救われると信じていました。ところが、イエスを救い主と信じないために、一部の人々が木から折り取られてしまいました。その代わり、その枝に、野生のオリーブの枝である私たちが接ぎ木されました。接ぎ木された枝は、根から栄養を受けて、成長していくことができます。

 私たちは、根から栄養を受けて育つ枝のように、神から豊かな養分を受けて信仰を成長させることができます。豊かな養分とは、聖書の言葉に耳を傾けること、神に祈ること、礼拝に出席することなどです。私たちは、聖書を読み、神に祈ることで、たくさんの祝福を受けることができます。

 ただし、私たちは、神から祝福をいただいても、決して誰にも誇ることはできません。なぜなら、神からいただける罪からの救いは、恵み以外の何ものでもないからです。

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