櫻井良一（東川口教会牧師）
メッセージ： 毎日曜日に礼拝に出席する
ごきげんいかがですか。東川口教会の櫻井良一です。
私が初めて教会に通い始めて、もう40年の歳月が流れました。それまでに日曜日と言えば、一日中、家でゆっくり休んで、たまに家族や友人と遊びに行くというような過ごし方をしていました。
そんな私が、毎週日曜日に行われているキリスト教会の礼拝に出席し始めたのですから、大変です。礼拝の意味を知らない私は、「一人で家で聖書を勉強したり、お祈りをするだけでも、大丈夫なのではないか」とも思いました。そして、「どうしたら安心して教会の礼拝を休めるか」と考えた私は、牧師にこう提案したのです。「先生、礼拝で語られるお話を、休んだ人も聞けるように、録音テープに取りましょう」。
すると牧師は、その話を聞いて、「それはいいわね。それじゃ櫻井君に、礼拝の録音係をお願いするわね」と言うのです。こう言われて私は、断ることができず、次の週から、礼拝の録音係をするために、毎週休まず礼拝に通うことになりました。
私は、この働きを引き受けたために、礼拝に休まず通う習慣を身に着けて、その教会で洗礼を受けて、クリスチャンになることができました。教会の礼拝は、牧師一人ではなく、様々な人の働きによって支えられています。そしてこのような働きは、自分の信仰を育てる役目も果たすのです。あなたも是非、教会の礼拝に参加して、神さまのために働いてみませんか。
聖書の言葉「あなたがたはそれぞれ、賜物を授かっているのですから、神のさまざまな恵みの善い管理者として、その賜物を生かして互いに仕えなさい。」ペトロの手紙一 4章10節です。