あさのことば

救出の記憶

放送日
2023年2月14日(火)
お話し
長田詠喜(新所沢教会牧師)

長田詠喜(新所沢教会牧師)

メッセージ: 救出の記憶

 おはようございます。ご機嫌いかがでしょうか。新所沢教会の牧師、長田です。
 今週は、教会で行う「聖餐式」ということについて知っていただこうと思っています。

 イエス様が、弟子たちと最初の聖餐式を行った日、つまり「最後の晩餐」の日は、それ以前の、旧約聖書の時代から続くお祭りが行われる日でした。そのお祭りは、「過越の祭」と言い、現在でも、ユダヤ教の方達は、このお祭りを大切にしています。

 過越の祭は、神様が、あのモーセを送って、エジプトで奴隷状態であったイスラエルの人たちを救い出したことを記憶するためのお祭りでした。旧約時代の「過越」といい、新約時代の「聖餐」といい、私たち人間は、神様に救っていただいたことをすぐに忘れてしまうようです。神様は、そのことをよくわかっていて、人間が神様の救いを忘れないように、祭りや儀式を作ってくださいました。

 言葉だけでは忘れてしまう私たちも、特別な動作をしたり、何かを食べたりすることで、印象深く神様の救いを記憶することができるのです。そこで、聖餐式を「見える御言葉」と呼んだりいたします。聖書の説教を聞くのと同じように、目に見える聖餐式で、私たちは、神様の救いを思い出すのです。

 聖書を読みます。「なぜなら、まさにこの日に、わたしはあなたたちの部隊をエジプトの国から導き出したからである。」(出エジプト12:17)

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