風間義信(仙台教会牧師)
メッセージ: 赦されて生きる
おはようございます。仙台教会の風間義信です。
この番組で毎回伝えられているイエス・キリストは、新約聖書のはじめにある4つの福音書から知ることができます。
それは、この方の行動記録をまんべんなくまとめたものではなく、おもに、この世の生涯の最後の1週間のことに集中しています。その道はとても険しいものであり、従っているはずの弟子たちの理解も及ばないものでした。それが、十字架に架けられることでした。イエス・キリストが本来、重い罪を犯した者が架けられるものを受けなければならなかったのは、ご自分の過失によるものではありませんでした。
では、どうしてそのようなことが起こったのでしょうか。それは、あなたの身代わりとなって、あなたを生かすためです。聖書の中にあるローマの信徒への手紙3章10節では、「正しい者はいない。一人もいない。」とあります。これは、自分の行いの正しさによって、聖書の教えどおり生きることが出来る人は、誰もいないということです。
だからといって、もう希望はないと教えたいのではありません。イエス・キリストが進まれた十字架が、この私のためであると信じてあなたは赦された、「安心して行きなさい」と平安を与えるものです。イエス・キリストによって与えられるこの赦しの言葉こそ、聖書があなたに与える本当の平安です。この喜びをあなたにも受け取っていただきたいと願ってやみません。