あさのことば

ダビデの悪事

放送日
2021年5月26日(水)
お話し
川栄智章(せんげん台教会牧師)

川栄智章(せんげん台教会牧師)

メッセージ: ダビデの悪事

 いかがお過ごしでしょうか。せんげん台教会の川栄智章です。
 旧約聖書のサムエル記には、イスラエルの2代目の王であるダビデについて書かれています。彼は神の目に適うとても立派な王でした。しかし彼が全イスラエルの権力をその手に入れた直後に、姦淫と殺人という罪を犯してしまいました。

 彼は類まれなる信仰者であり、かつて自分が仕えていた王様からひどい扱いを受けても、復讐をせず、赦しと忍耐をもって神の時を待ち続けた人物です。そのようなダビデであっても、油断して、いつしかおごり高ぶり、誘惑に負けて、あっという間に信じられない罪の中に転落してしまいました。人間とはこれほどまでに罪に傾きやすく、弱く、もろい存在だということです。

 ダビデでさえこのような恥ずかしい罪を犯したのだから、自分の罪はまだ些細でかわいいほうだろうと考えてはなりません。そうではなく、聖なる神様は人間の罪を徹底的に憎まれますが、しかしもし罪を悔い改めるなら、罪の大小を御覧になられるのではなく、どのような罪も赦してくださる慈しみ深いお方であります。そのためにイエス・キリストが身代わりに十字架で死んでくださいました。「永久の刑罰に値しないほど小さい罪がないように、真実に悔い改める者に、永久の刑罰をもたらすことができるほど大きな罪もない」のです(ウェストミンスター信仰告白15:4参照)。

 神さまは、今日も私たちの砕かれた心と、真実な悔い改めを、心待ちにしておられます。

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