玉井宣行(所沢ニューライフ教会牧師)
メッセージ: 働くことはすばらしい
ご機嫌いかがですか。所沢ニューライフ教会の玉井宣行です。
最近60歳で定年を迎え、働くのをやめる人は少なくなっているようです。年金の支給年齢が引き上げられると、支給される年齢までは働かなければならないという、やむを得ない事情もあります。しかし退職してみるとわかりますが、毎日家から職場に行き、仕事を終えて家に帰るというリズムが、いかに人間にとって規則正しいものであるのかがわかります。
私たちにはそれぞれにふさわしい能力が与えられています。その能力が生かされた仕事に巡り合うならば、多少は苦しくてもそれを乗り越えることができます。60歳で定年を迎えても、このような新しい仕事のリズムを見つけることができるならば、70歳でも元気に働き続けることができると思います。年金が支給されるまでのつなぎの仕事ではなく、もっと能動的に働き続けることも可能です。
人間を創造された神様は言われました。「産めよ、増えよ、地に満ちて地を従わせよ。海の魚、空の鳥、地の上を這う生き物をすべて支配せよ。」(創1:28)と。私たちに素晴らしい能力を与えてくださった神様は、私たち人間に地の生き物や産物を上手に用いる能力をくださいました。
この神様からの使命を覚える時、私たちの仕事もまた、30歳であろうと、60歳であろうと、70歳であっても、それぞれの年齢にふさわしく輝くものとしていただけるのです。