あさのことば

目覚めるときに

放送日
2018年7月27日(金)
お話し
千ヶ崎基(横浜教会牧師)

千ヶ崎基(横浜教会牧師)

メッセージ: 目覚めるときに

 いかがお過ごしでしょうか。横浜教会牧師の千ヶ崎基です。今日も神様の御言葉に聞きたいと思います。

 旧約聖書の詩編には、信仰者たちの祈りの言葉が数多く出てきます。その内容を見ていくと、自分の潔白を訴える内容、自分を守ってくださいと願う内容、時には、自分に敵対する人々を滅ぼしてくださいという願いも出てきます。「滅ぼしてください。」という祈りを聞くと、「キリスト教という宗教は物騒だな。」と思われるかもしれません。

 でも、ここで大切なことは、自分の中にある正直な気持ちを打ち明けられる程に、神様が近い存在であるということです。この神様だけは私たちの思いを受け止めてくださる存在だと信頼している。だからこそ、見栄を張ることなく、「こうしてください。」と素直に言えるのです。

 悩み、苦しみ、どうしようもない時、夜も眠れない日々を過ごすこともあります。そのような時でも、神様へと祈って、思いをぶつけることができれば、その人は暗い夜を経て朝目覚める時、神様の姿を見上げて満たされるのです。人生の暗闇を歩いている人でも、やがて暗闇から目覚めさせていただけることを、ぜひ知っていただきたいと思うのです。

 「わたしは正しさを認められ、御顔を仰ぎ望み、目覚めるときには御姿を拝して、満ち足りることができるでしょう。」詩編17編15節

コントローラ


自動再生されない方はこちらから再生(mp3形式)

新着番組

  1. すべてを捨てた者への約束(マタイによる福音書19:27-30)

  2. 聖書とキリスト~聖書の中心をなす神の心

  3. サムエル上5章 真の神と偽りの神と私たち

  4. サムエル上4章 神はお守りではなく真の主、真の王

  5. 聖書とキリスト~預言の成就であるキリスト