あさのことば

キリスト教への招き 1.使徒の入門説教

放送日
2016年6月12日(日)
お話し
野島邦夫(国立聖書教会牧師)

野島邦夫(国立聖書教会牧師)

メッセージ: キリスト教への招き 1.使徒の入門説教

 いかがお過ごしでしょうか。国立聖書教会の野島邦夫です。
 キリスト教に関心ある方なら、キリスト教を解りやすく解説する「入門書」や「入門説教」に触れられたことがおありでしょう。例えば、「キリストの愛」、「イエスの眼差し」、「本当の生きがい」といったタイトルの。

 キリスト教が誕生して間もない頃、使徒パウロがした入門説教が、彼のテサロニケの信徒への手紙一 1章9、10節から読み取れます。
 生ける真の神に、偶像から離れて立ちかえり、仕えなさい。神が死者の中から復活させ、世の終りの時再び天から来られる御子イエスを、待ち望みなさい。御子イエスはその時、神の怒りから私たちを救ってくださる。

 私たちが接する入門説教とはひどく異なります。要約すれば、「真の神」と「イエス・キリスト」。しかも、話はまずキリストではなく神から始められ、キリストについても、降誕や救い主としての活動期間なされた説教や奇跡、また十字架の死は全く触れられず、復活だけ言及されます。
 私たちが予期しない内容ですが、この説教が当時の初心者たちの心を打ち、キリスト教信仰へと導いたのです。

 この違いはどこから来るのか。ここには、私たちのキリスト教の知識に補うべき大切なことがあるのではないかと、考えさせられます。
 このことを、今回のシリーズで、パウロのこの入門説教をもとに考えて行きます。

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