山下正雄（ラジオ牧師）
メッセージ： イエスがよみがえった朝
今朝もお元気でお目覚めですか。ラジオ牧師の山下正雄です。
きょうはイースター。イエス・キリストが死者の中から復活されたことを記念する日です。
さて、死んで3日も墓の中にいた人がよみがえるなんてありえない。誰もがそう思います。キリストの弟子たちでさえ、そう思っていました。しかし、弟子たちは実際によみがえられたキリストに出会って、その復活を信じました。では、復活のキリストに実際に出会うことができない私たちはどうなのでしょう。
イースターが来るたびに思い出す話があります。ある教会員の話です。その人がまだ信仰を持つ前のことです。クリスチャンであった奥さんが大切にしていた陶器を、何かの腹いせで粉々に壊してしまったそうです。ところが翌朝起きてみると、何と元通りになっていたというのです。はて、確かに壊したはずなのに…。もちろん、割れた陶器が元に戻ったのは、奥さんが徹夜で直したからでした。それを知ったご主人は、はたと気がついたというのです。人間でさえ大切なものを何とか元通りに直せるのなら、まして神が、ご自分の愛する独り子、イエス・キリストを死者の中から復活させることができないはずはない、と。
今日の言葉…「驚くことはない。あなたがたは十字架につけられたナザレのイエスを捜しているが、あの方は復活なさって、ここにはおられない。」 マルコによる福音書16章6節
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