東北あさのことば

救いは主のもとに

放送日
2010年12月4日(土)
お話し
立石 彰(東仙台教会牧師)

立石 彰(東仙台教会牧師)

メッセージ: 救いは主のもとに

 おはようございます。東仙台教会の立石彰です。
 今朝は旧約聖書詩編3編3節と9節の御言葉をお読みいたします。

「多くの者がわたしに言います。
 『彼に神の救いなどあるものか』と。
 主よ、それでも、あなたはわたしの盾、」
「救いは、主のもとにあります。」

 「お前に神の救いなどあるものか」。とても恐ろしく、悲しくなる言葉です。「お前のように罪深い人間が、神に救われる、そんなことがあるものか」と人は言うかもしれません。また、自分自身の心を見たときに、「こんな罪にまみれた私を、神様が救ってくださるとは思えない」と考えてしまうときがあるかもしれません。
 詩編3編を書いたこの詩人は、「それでも」と言って立ち上がりました。「主よ、それでも、あなたは私の救いの盾です」。そして、最後に、「救いは主のもとにある」と力強く宣言したのです。

 救いはどこにあるのでしょうか。誰か他の人の言葉の中にあるのでしょうか。あるいは、私自身の心の中にあるのでしょうか。そうではありません。そんなところをいくら探しても救いは見つかりません。救いは、ただ、主イエス・キリストのもとにあります。イエス・キリストの十字架を見上げるときに、そこに私たちの救いがあるのです。

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