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民数記6章
「御名を知り御顔を仰ぎ神の祝福を」


彼らがわたしの名をイスラエルの人々の上に置くとき、わたしは彼らを祝福するであろう。
(民数記 6章27)

 祭司が神の御名において民を祝福するとき、神は民を祝福してくださる。これは、神御自身の全能と真実によって約束されたことです。この祝福は、神の御名を知り、神を求め続けて知る祝福です。「主よ、御名を知る人はあなたに依り頼む」(詩9編11節)。大切なのは、いろいろな試練の中でも、神を尋ね求めて、その御顔を仰いで、そこに浮かぶ神の御心を見るほどに知ることです。そこに慰めや励ましを得るなら、祈り続けることもできるでしょう。

 そのような人びとにとって、「御顔こそ、わたしの救い」です(詩42編6節)。主が御顔を向けてくださるなら、祝福の中にあることを疑ってはなりません。時が良くても悪くても、ただ待つしかないようなときにも、神の祝福を求めて祈ることをやめてはなりません。

 今、私たちには、「キリストの御顔に輝く神の栄光を悟る光」が与えられています(2コリ4章6節)。かつての時代にまさって、神の御顔を私たちの心に示し続ける光です。どのようなときにも、御顔を仰いでまいりましょう。

 「主が御顔を向けてあなたを照らし、あなたに恵みを与えられるように。主が御顔をあなたに向けて、あなたに平安を賜るように」(25、26節)。

 

 【祈り】

 いつも御顔を向けて、祝福にあずからせてください。

貫洞 賢次(札幌伝道所)

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