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エレミヤ13章
「闇が襲わぬうちに栄光を神に」


あなたたちの神、主に栄光を帰せよ
闇が襲わぬうちに
足が夕闇の山でつまずかぬうちに。
(エレミヤ 13章16節)

 民に対する神の裁きは差し迫っていました。夕暮れ時に山路に入ると、日が暮れて途端に足元が見えなくなります。今はまだ明るいと思っていても、すぐに暗闇に包まれて辺りが見渡せなくなるものです。

 同じように、エレミヤの見たところでは、この時代は夕暮れ時でした。暗黒の支配はもうすぐそこまで来ていたのです。それゆえ、エレミヤは「あなたたちの神、主に栄光を帰せよ、闇が襲わぬうちに、足が夕闇の山でつまずかぬうちに」と懸命に呼びかけます。もし同胞の民たちが神の御声に聞き従わなければ、捕囚という裁きをまぬがれることができないからです。

 主イエスは、「光の子となるために、光のあるうちに、光を信じなさい」と言われました(ヨハ12章36節)。今の時代においても、神はすべての人が神のみもとに立ち帰るように忍耐して待っておられます。私たちのもとにはイエス・キリストの光が与えられています。暗闇から光へと、死の支配から命の恵みへと招いておられるのです。

 主の再臨はまだ来ていません。けれども、いつ来るのかは誰にも知らされていません。今この時、立ち帰りを求める主の御声に真摯に耳を傾けましょう。

 

 【祈り】

 神よ、あなたに栄光がありますように。きょうもあなたの光を見つめて歩むことができますように。

金原 堅二(滋賀摂理教会)

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