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ヨハネ3章1-21節
「三位一体の神から来る救い」


「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。」
(ヨハネ 3章16節)

 ペンテコステから一週間後の本日は、教会暦で「三位一体の主日」と呼ばれます。天の父なる神、イエス・キリスト、そして聖霊が別個の存在ではなく、三位一体となって救いのため行動なさることを覚える時です。

 父なる神が治める神の国についてニコデモから質問された主イエスは、神の国に入るには聖霊による生まれ変わりが必要とお答えになりました(3~8節)。主イエスが父なる神のことも聖霊のこともよく知っておられることが分かります。主イエスはさらに御自身を「天から降って来た者、すなわち人の子」(13節)、信じる者に永遠の命を得させる者(15節)と言い表しました。

 何より16節は、主イエスが父なる神の独り子、と述べています。主イエスはただの人間ではなく、父なる神と深い関係にある子なる神なのです。主イエスを神の独り子、救い主と信じる者は父なる神によって裁かれることはありません(18節)。

 イエスを救い主と信じ、神の国に入ることができるよう人を生まれ変わらせるのは聖霊です。人が救われるのは、父・子・聖霊の三位一体の神が役割を分担しつつ救いの始めから完成まで一体的に働いてくださるゆえなのです。三位一体の神による救いを改めて感謝しましょう。

 

 【祈り】

 人の救いのために、父・子・聖霊のすべてを動員して働いてくださるあなたの愛の深さに感謝いたします。

吉田 崇(吉原富士見伝道所)

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