東北あさのことば

わがままが高じると

放送日
2009年7月4日(土)
お話し
首藤正治(引退教師)

首藤正治(引退教師)

メッセージ: わがままが高じると

 おはようございます。仙台教会の元牧師の首藤正治です。
 今月は4回、ルカ福音書15章の「放蕩息子」のたとえ話から、イエスが私たちに気付かせようとされていることをご一緒に考えてみたいと思います。

 ある父親に二人の息子があり、個人企業ですがうまくいっていて、ある程度の財産を持っていました。ある日、下の息子が突然遺産のうち自分がもらえる分を今すぐにもらいたいと言い出しました。勿論父親は考えましたが、ここは息子を信頼して分け与えることにしました。
 平凡な生活に飽き足らないその息子は、良い計画があったのではなく、ただ自由勝手に使ってみたいというわがままだったので、瞬く間に持っていたお金を使い切ってしまったというのです。
 こうなったのは何が問題だったのでしょうか。お気づきだと思いますが、それは息子のわがまま、罪のなせる業です。人には誰でもわがままなところがありますが、ある日ちょっとした心の隙に悪魔が入り込んできて、「お前の思うようにできるぞ」という誘惑が、小さなわがままを大きな暴走へと走らせるのです。

 どうか、平凡で変わり映えしない生活こそ、私たちに平安と恵みをもたらす神の愛であることを覚えたいものです。

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