小峯明（船橋高根教会牧師）
メッセージ： その時まで待つ
いかがお過ごしですか。船橋高根教会の牧師の小峯明です。
さて、いろいろ悩ましいことが起こったり、仕事で悩みを抱えたり、人間関係の難しさに悩んだり、わたしたちにも様々なことが起こります。そんなときには、美味しいものを食べて、ゆっくり休んで気分転換をし、友人に相談したりするかもしれません。
旧約聖書にダビデという青年がおりました。この方は、神様に選ばれてやがてイスラエルの王になる人です。しかし、その才能を時の王様サウルに妬まれて、命を狙われることになります。
どれほどわたしたちの悩みが大きくても、人から憎まれ命を狙われることは滅多にないでしょう。そんな事件は想像もできません。ですからダビデの悩みは深刻でした。そしてサウルのもとから逃れて逃亡生活をします。しかしこれからどうしたものか。ダビデの両親や兄弟も逃れてきました。ダビデは家族も巻き添えになることを恐れ、悩みました。
その時に、「神がわたしをどのようになさるか分かるまで、わたしの父母をあなたたちのもとに行かせてください」と近くの別の王様（モアブの王様）に頼みました。ダビデは神様に委ねました。
このことについて、神様がわたしたちをどのようになさるかわかるまで、わたしたちは祈って待ちましょう。神様は、わたしたち一人ひとりを愛しておられます。悩みの中にあるときも平安なときも、イエス様！とわたしたちは神様を呼ぶことができます。そして神様にお委ねして、「神様がわたしたちをどのようになさるか分かるまで」待つことかできます。神様が身を乗り出して、わたしたちのために動いてくださいます。じたばたしないでしばらく様子を見ましょう。神様は生きて働いてくださいます。