中山仰(田無教会牧師)
メッセージ: コペルニクス的信仰
おはようございます。田無教会牧師の中山仰です。
コペルニクスが地動説を唱えたことはご存知の方が多いと思います。中世のキリスト教会は、神が天地を造られたのだから太陽は地球の周りを回っていると天動説を主張して、彼の考えを否定しました。これはもちろん当時の教会の大きな間違いであり、反省しなければなりません。
その反省から教えられることがあります。新聞やテレビで報道されていることは、疑いもなく信じてしまうのです。しかし、それらの取材になっていることの中には、後になってそれは一種の天動説のようなものだったと考え直した方がよいことが、私たちの身の回りにはたくさんあるのではないでしょうか。
その反省の上から、もう一度聖書の真理について考えていただきたいのです。聖書をよく読まないで、聖書は正しいとか間違っているとか、信じられないとかできないとか簡単に判断しないで欲しいのです。
新約聖書ヨハネの手紙一の冒頭に、「初めからあったもの、わたしたちが聞いたもの、目で見たもの、よく見て、手で触れたものを伝えます。すなわち、命の言について。」と神から遣わされたイエス・キリストの救いの証言が記されています。
もし、この神からのメッセージを受け取らないために、一生苦しんだり、何のために生きるのか分からないままに世を去るようなことがあったとしたならどんなにか損なことではないでしょうか。キリスト教会はいつでも皆様のお出でと質問をお待ちしています。