あさのことば

聖化という変化

放送日
2010年9月17日(金)
お話し
立石章三(横浜中央教会牧師)

立石章三(横浜中央教会牧師)

メッセージ: 聖化という変化

 お元気ですか。横浜中央教会の立石です。
 先日テレビを見ていましたら、子供の理科実験を利用した手品をやっていました。濁った泥水がコップに入れてあります。そこへミョウバンという粉を少しふりかけると、あら不思議、一瞬で泥水がきれいな水に早変わりしてしまいました。これはミョウバンが、水の中の泥をコップの底に沈殿させた結果なのです。昔は井戸の水がない場合、質の悪い水にミョウバンを入れて、不純物を沈殿させて飲みものに使うこともあったのです。

 さて、私たちの心の中の不純物、罪を沈殿させて、清い水を作る方法はないものでしょうか。それはできないんですね。私たちの心の中は罪が交じっているのではなくて、罪そのもので汚れてしまっているのです。一度この水を全部捨ててしまって、新しい水と取り替える、つまり生まれ変わらねばならないのです。そんなことができるでしょうか。私という水を全部捨てるということは死ぬということです。この不可能なことを少しづつしてくださる方がおられます。その方は聖霊なる神様です。この方は私の心の中に住んでいてくださり、毎日毎日、悪い水を少しづつコップの外に捨てて、新しい清い水を補充してくださいます。

 悪い水を捨てるということは、悔い改めと、ざんげの祈りを神様にささげるということです。クリスチャンの毎日は悔い改めとざんげ、そして感謝を言い表すことです。そうすると、もう二度と神様の心を悲しませないようにしようという心が生まれてきます。これはイエス・キリストが私たちに送ってくださる聖霊の恵みです。

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