櫻井良一（東川口教会牧師）
メッセージ： 苦難を通して本当の希望を知る
ごきげんいかがですか。東川口教会の櫻井です。
わたしたちは自分の人生で様々な苦難に出会うことがあります。苦しみのない人生を送る人は一人もいないのです。ですから人は大なり小なり誰もがこの苦難に出会うことになるのです。しかし、神様を信じている人にとっては、この苦難はとても大切な働きをするということを聖書はわたしたちに教えています。
わたしたちは日常生活の中で様々なものを頼りにして生きています。そして、人は苦難を通ることでそれらの真価がはじめて試されることになるのです。さらにその苦難はわたしたちの持っている希望から頼りにならない偽りの希望をそぎ落として、自分が本当に頼ることのできる方が神様以外にはおられないということを教えてくれるのです。もしわたしたちが頼りにならない偽りの希望をよりどころにして生きているなら、必ずその偽りの希望がわたしたちを裏切るときがやってきます。しかし、神様を頼りにし、神様に希望を置く者は決して裏切られることがないのです。ですから、わたしたちが経験する様々な苦難はわたしたちの持っている神様への信仰を強め、神様だけにわたしたちが希望を置いて生きるようになるために大切なものだと言えるのです。
聖書の言葉
「わたしたちは知っているのです、苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生むということを。希望はわたしたちを欺くことがありません。」ローマの信徒への手紙5章3節から5節です。
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