あさのことば

復活の希望に照らされる生涯

放送日
2014年8月29日(金)
お話し
坂井孝宏(勝田台教会牧師)

坂井孝宏(勝田台教会牧師)

メッセージ: 復活の希望に照らされる生涯

 ご機嫌いかがですか、勝田台教会の坂井です。
 昨日もお伝えしましたが、先日教会で一人の女性の葬儀をいたしました。

 その女性はすい臓のガンを患って、本当に苦しみ多い闘病生活でした。イエス・キリストを信じる人生は、そういう苦しみから遠ざけられる人生ではないのですね。でも世々の信仰者が信じてきたのは、その苦しみは命の希望に通じる苦しみなのだということです。イエス様が、十字架の苦しみとその死の向こうに、復活の命によみがえられたように、わたしたちの苦しみ多い人生もまた必ず復活の命、永遠の命の希望に通じると、わたしたちは信じてよいのです。

 その女性は、そんな復活の希望をもって死んで行かれました。そんな希望の光によって、どこまでも照らされている。それがキリスト者の人生です。死の力は圧倒的です。しかし、その死に打ち勝たれた方がいます。死を超えて、命を開いてくださった方がいます。神の力によって復活させられたイエス・キリスト、わたしたちは、この方とともによみがえらせていただいて、神の御前で再び共に立つのです。死の向こうに、復活の朝があけそめます。だからわたしたちは落胆しませんと、パウロという人は言いました。たとえわたしたちの生まれながらの「外なる人」は衰えていくとしても、キリストによって生まれた「内なる人」は日々新たにされていくのだと。内なる希望の人は決して死ぬことはないのです。

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