木村香(川越教会牧師)
メッセージ: 罪の話
おはようございます。埼玉県川越教会の木村香です。
わたしたちの世界、いえ、正確に言えば人間の歴史で起きた最悪の事柄、罪についてのお話です。
初めての人アダムが罪を犯して以来、今もわたしたちにずーっとついて回っている問題です。地上に人間がいる限り、ずっと、です。
罪が、神様のお造りになった世界を台無しにしてしまいました。神様の形に作られた人を損ない、命を失わせたのです。当然のことながら、罪によいところは一つもありません。
そんなこと聞きたくない。そうです。いやですけれども、そんなお話です。聖書がそう記しています。つまり、神様がそう言っておられるのです。
「正しい者はいない。一人もいない。」(ローマ3:10)
実はクリスチャンでなくても、正直なところそう思っています。わたしは聖人だ、と言ってはばからない人は、まずいないでしょう。わたしは立派です、と言う人もあまり多くはありません。
まあ、生きていれば、いろんなことがあるよ、多少のことはしようがないじゃないか。みんな同じだよ、いや、世の中を見渡せばもっとひどいんじゃないか、と弁解しながら、自分の罪を自分でゆるしています。
でも、みんながそうだからといって安心していい問題ではありません。これがもし病気なら、みんなが不治の病気なんだから、おんなじ病気の自分も安心だ、とは誰も考えません。
病気は大変ですけれども、罪はもっと大変です。神様の裁きが伴うからです。罪を癒す、取り除くことができるのは神様お一人だけです。このお方に帰らなければなりません。
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