リジョイス聖書日課

サムエル上1章 信仰の一途な歩み

放送日
2025年10月24日(金) 
お話し
崔宰鉉(東高松教会牧師)

10月24日(金) サムエル上1章

エルカナは毎年自分の町からシロに上り、万軍の主を礼拝し、いけにえをささげていた。(サムエル上1:3)
日本聖書協会『聖書 新共同訳』サムエル記上1章3節

 サムエル記上は士師の時代の延長線上にあり、士師時代の核心は「主なる神が王とされない世界」ということにありました。人びとは「自分の目に正しいとすることを行っていた」、つまり、すべての人が自分自身を王とした世界に生きていました。それは、誰も神の律法を守らず、誰も神の御言葉に関心を払わずに生きていた時代でした。その時代は、士師記の後半を見るとよく表されています。たとえば、ミカの偶像事件(17、18章)やベニヤミン族の側女事件(19〜21章)は、当時のイスラエルがいかに神の言葉を軽んじ、勝手気ままであったかをよく示す出来事です。

 しかし、そのような時代のなかにあって、神の契約の箱があったシロに上って万軍の主に礼拝をささげる人がいました。誰もそうしていませんでしたから、たとえそうしなくても非難されない、他の人もそうしていませんでしたから、罰を受けることもない。しかし、エルカナは「世が基準」ではなく、「神の御言葉が基準」でした。ですから、毎年、シロへ神に礼拝するために上っていきました。

 私たちは、このエルカナの姿に、神が士師の時代をどのように終わらせるかを垣間見ることができます。神は、これから、このエルカナの息子サムエルを通して、この混沌の士師時代を終結させるでしょう。

 【祈り】

 主よ、混沌の時代にも揺るがない信仰を与えてください。

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