9月24日(水) エゼキエル39章
「それゆえ、主なる神はこう言われる。今やわたしはヤコブの繁栄を回復し、イスラエルの全家をわが聖なる名のゆえに熱い思いをもって憐れむ。」
日本聖書協会『聖書 新共同訳』エゼキエル書39章25節
ゴグとその大軍団が主によって裁かれて後、主の御民に二つの役目が与えられます。一つは、あらゆる種類の猛禽と野の獣の餌食となった彼らの遺体、遺骨をすべて探し出して、地に埋めるという役目です。こうして、七カ月をかけて地を清めます。
もう一つの役目は、武器を集めて焼却するという役目です。そして、この作業のために要する期間は、なんと七年間であるのです。どれほどの大軍が迫っていたかが分かります。
さて、もし戦いが続くとしたなら、武器は焼かれずに大切に取っておかれます。それゆえ、この武器の焼却は、すべての戦争に終わりを告げるものであると理解することができます。主は、すべての武器を人びとが生活を営むために必要な薪にすることをよしとしておられます(10節)。 イスラエルは捕囚の民として国々に送られなければならないほど、不信の罪を重ねてしまいました。それでも終わりの日に、主はその一人ひとりを再び集め、救いの完成に至る御業に用いてくださるのです。
主の憐れみにより、私たちも集められ、用いられる者となりました。「あなたがたは、以前には暗闇でしたが、今は主に結ばれて、光となっています。光の子として歩みなさい」(エフェ5章8節)。主に喜び仕えてまいりましょう。
【祈り】
主よ。あなたが私たちを用いてくださることに感謝します。