小宮山裕一(ひたちなか教会牧師)
メッセージ: 絶望を感じても
おはようございます。ひたちなか市足崎にありますひたちなか教会の牧師、小宮山裕一です。
最近、終活という言葉が流行っているようです。就活といいましても就職活動ではありません。どのような終わりを迎えるのか、という終活です。
今日はヨブ記という書物から、人が死ぬということについて考えてみましょう。
ヨブという人物は、満ち足りた生涯を送っていたのですが、ある日突然、全てを失います。家族も、財産も、自分の健康すらも脅かされてしまいます。そのようなヨブの苦悩と、苦悩の中にこそ知ることができる神の恵みをヨブ記は語ります。
ヨブは、苦しみの中で、早く死んでしまいたいと思っていたようです。聖書にはこう書いてあります。
「人は死んでしまえばもう生きなくてもよいのです。苦役のようなわたしの人生ですから、交替の時が来るのをわたしは待ち望んでいます。」
ヨブは大きな苦しみの中で、この苦しみから脱出する最も確実な方法は死ぬことだと思っています。そして、その死が訪れるようにと願っているのです。
あまりにも大きな苦しみの中で、人は時に死ぬことをすら意識するのです。しかし、だからといって簡単に死ぬことを神様は望んでおられません。
ヨブは最後には健康が回復し、家族も与えられ、病気の前よりもますます豊かになったと聖書は記しています。
神様は、確かに苦しみからの脱出を私たちに与えてくださるお方です。
苦しみの中にこそ、このお方を見つめてください。命がある限り、このお方の恵みは私たちに豊かに注がれているのです。
コントローラ
自動再生されない方はこちらから再生(mp3形式)