持田浩次(三郷教会牧師)
メッセージ: 心がくじけるとき
今日もお元気にお過ごしですか。持田浩次です。
あなたの心がくじけそうになったことがありますか。もしかしたら今、そういうことにぶつかっているかも知れませんね。自分の願っていたこととは全然ちがう方向に変わってしまうことがあります。とくに、身内の問題となると、むずかしいことがあるのではないでしょうか。
かつてイスラエルの王様だったダビデでさえ、心がくじけそうになる時がありました。前の王様だったサウルに命を狙われ、自分の身内のアブシャロムに追いかけられました。
その時の心が旧約聖書の詩編61編に書かれています。
「神よ、わたしの叫びを聞き、わたしの祈りに耳を傾けてください。心が挫けるとき、地の果てからあなたを呼びます。高くそびえる岩山の上に、わたしを導いてください」と。
ダビデは「地の果てからあなたを呼びます」と言って、自分が神様から離れて世界の果てにいるような孤独な気持ちを現しました。
けれども、そのような心がくじけそうになる時でも、神様に祈り、心を打ち明けることで、心に安心と喜びを得ることができたのです。
ダビデを取り巻く状況は少しも変わっていないのに、その中でも神様が一緒にいてくださることを信じていたからです。
今、神様は、あなたとも一緒にいてくださいます。
今日の聖書の言葉
「あなたは常にわたしの避けどころ、敵に対する力強い塔となってくださいます。あなたの幕屋にわたしはとこしえに宿り、あなたの翼を避けどころとして隠れます。」詩編61編4〜5節
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