今井献(仙台カナン教会牧師)
メッセージ:神の子
おはようございます。仙台カナン教会の今井献です。
イエスは、死と復活によって、わたしたち罪人を救い、「教会」という新しい神の家族をつくりました。教会が神の家族といわれる理由は、イエス・キリストを信じた時から、すべてのキリスト者が、神を「父」と呼んで祈り、礼拝をささげるようになるからです。
神を当たり前のように「父」と呼んで祈ることは、イエス・キリストが始めたことです。そして、イエスを救い主と信じて、教会の一員となった者は、同じように、いつでも、どこでも、信頼し、安心して、神を父と呼んで祈ることができます。なぜなら、神を父と呼んで祈ることは、イエスが弟子たちに教えたことであるからです。イエスが与え、世界中のクリスチャンが祈っている主の祈りは、「天にまします我らの父よ」ではじまっています。
神を父と呼ぶことは、わたしたちが「神の子」であるということです。それゆえ、主の祈りを祈るたびに、わたしは神の子だ、ということを思い起こしてください。また、わたしたちだけでなく、世界中にいるクリスチャンが、同じく神の子であることをも思い起こしてください。
いろいろな理由で世界が分断されていることが、今日問題になっています。しかし、その分断を超えて、世界中に神を父と呼ぶ神の子がいます。世界中に神の子がいることは、人類が神の前に一体であることのしるしではないでしょうか。また、世界の分断を克服する希望でもあると考えます。
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