列王下20章 あなたの祈りを聞き、涙を見た
「わが民の君主ヒゼキヤのもとに戻って言いなさい。『あなたの父祖ダビデの神、主はこう言われる。わたしはあなたの祈りを聞き、涙を見た。見よ、わたしはあなたをいやし、3日目にあなたは主の神殿に上れるだろう。』」(列王下20:5)
病にかかってしまったヒゼキヤのもとに、預言者イザヤが来て、彼の死を宣告し、家族に遺言するように勧めました。これを聞いたヒゼキヤは、涙を流して主なる神に祈りました。すると、主なる神はイザヤをとおして言われました。「わたしはあなたの祈りを聞き、涙を見た。見よ、わたしはあなたをいやし、3日目にあなたは主の神殿に上れるだろう」と。
主なる神は、私たちの祈りを聴いてくださるだけでなく、涙を流して祈る姿をも見ておられるのです。
ヒゼキヤの病がいやされ、3日目に神殿に上れることを示すしるしを求めたところ、主なる神は、日時計の影を10度後戻りさせてくださいました。人に命を与え、命を延ばすことのできる主なる神は、私たちの祈りを聴いてくださるお方です。日時計の影を10度後戻りさせ、太陽も星も治めておられる大いなる神はまた、私たちの流す涙をも見ていてくださるお方です。
天地を創られ、治めておられる全能の神に祈ることができるとは、なんと幸せなことでしょう。
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