ヨハネ13章 互いに愛し合いなさい
あなたがたに新しい掟を与える。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。(ヨハネ13:34)
「愛し合う」、また、「愛する」とはどういうことでしょうか。
「愛する」。それは、自分を捨てて、他の人のためにひざまずいて仕えることです。それを主イエスは、弟子たちの足を洗うことでお教えになりました。
泥道をサンダルで歩けば、足は汚れます。できれば触れたくない部分です。しかし、主イエスは、その汚れた部分を、膝をかがめて拭ってくださいました。
わたしにも人に触ってほしくない汚れた部分がたくさんあります。特に心の中に。しかし、そんな汚れたところに主イエスは近づき、その汚れを、膝をかがめて拭い続けてくださっています。
人は皆、触れられたくない汚れがあります。そんな汚れは、他の人もまた触れたくない、近寄りたくもない。しかし、そんな汚れを持つ者同士が、近づき合う。そして、互いの汚れをきれいに拭ってくださる主イエスが来てくださるようにと祈り願う。そのために、互いに近づき合い、関わりを続け、執り成しの祈りを主にささげ合う。
互いに愛し合うとは、そういうことではないでしょうか。
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