ルカ1章 マリアの信仰
天使は答えた。「聖霊があなたに降り、いと高き方の力があなたを包む。だから、生まれる子は聖なる者、神の子と呼ばれる。…神にできないことは何一つない。」マリアは言った。「わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように。」(ルカ1:35-38)
マリアは答えます。「わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように。」ここに見事な信仰が見られます。
第一は謙遜さです。救い主を産むことは光栄あることですが、彼女は自分を主のはしためと言います。常に謙虚な思いで生きていたので、このような言葉が出たのでしょう。
第二は積極性です。「わたしは主のはしため、主のものです。どうぞ、わたしをお用いください。」彼女がまだ年若い少女であったことを思うと、これは何と積極的で献身的な信仰でしょうか。
第三は従順さです。「お言葉どおり、この身に成りますように。」ヨセフと婚約していた彼女は、姦通罪で死刑になるかもしれません。しかし、彼女は全てを承知で、自らを神に明け渡しました。
マリアが救い主の母になれたのは、神の一方的な選びによります。しかし、謙遜で積極的で従順な彼女が神に選ばれたのは、興味深いことです。私たちも彼女の信仰にならい、神の尊い救いのご計画に用いていただければと思います。
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