2月17日(火) エステル2章
エステルは後宮の監督、宦官ヘガイの勧めるもの以外に、何も望まなかった。エステルを見る人は皆、彼女を美しいと思った。
日本聖書協会『聖書 新共同訳』エステル記 2章15節
王宮に連れてこられたエステルは、監督へガイの目に留まり、特別な扱いを受けました。王妃候補者として王宮に集められた女性たちに求められたのは、美しくあることでした。そのためならば、娘たちが望むものは何でも与えられました。
エステルは、へガイの勧めるもの以外は何も求めませんでした。裏を返せば、他の女性たちはたくさんの物を要求し、それらが与えられていたということです。男性は自らに都合の良い美しさを女性に求め、女性は多くのものを手に入れようと躍起になっている。そのような利用し利用される関係が、王宮では当たり前でした。そのなかで、神の民であるエステルは特異な存在でした。皆、彼女を美しいと思いました。見栄えだけでなく、神の民としての生き方も好意的に受け止められたのです。
彼女の生き方には、彼女を心配しながら見守るモルデカイの存在が強く影響しています。二人の関係は、相手から得られる利益に基づくものではありません。真の愛の関係が結ばれています。その関係に神の民の生き方が示されています。
キリストはこのような愛の関係で、主を信じる者どうしを結んでくださいます。その姿は、主を信じていない人びとからも美しく映るのです。
【祈り】
利害を超えた真の愛の関係の中に、私たちが生きることのできる恵みに、感謝します。









