2月17日(月) ヘブライ10章
心は清められて、良心のとがめはなくなり、体は清い水で洗われています。信頼しきって、真心から神に近づこうではありませんか。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ヘブライ10章22節
神は主イエスに体を備えてくださいました(5節)。その体は、律法において定められたあらゆる献げものによって実現することができない清さを私たちに与えてくださいます。私たちは聖なる者として神とお会いする礼拝に臨むことができます。
その際、このヘブライ人への手紙の著者が、「わたしたち」といい、また「兄弟たち」(姉妹たち)と呼びかけていることは大切です。私たちが毎週礼拝に集まるということは、ただ、同じ場所にいるということだけではありません。むしろ、このところで語られている事実を分かち合っています。それは、「イエスの血によって聖所に入れると確信しています」とある言葉です。もちろん、この場合の聖所とは地上にあるものではなく、天にあるまことの聖所です。私たちは地上の礼拝に集いながら、キリストにおいて洗われた者として、信頼して神に近づくことができます。
その一方で、私たちはなお、生活の心配とさまざまな争いから完全に自由にされていないことも知っています。けれども、たとえそうであっても、私たちは、週ごとに確信をもって神に近づき、その交わりの中にあることを確認できます。そして、それを希望として日々を生きていくことができるのです。
【祈り】 神よ、主イエスによって清められたものとして、私たちが日々恵みを期待できますから、感謝します。