救いはすでに成し遂げられた!

2月12日(水) ヘブライ7章
救いはすでに成し遂げられた!

この方は、ほかの大祭司たちのように、まず自分の罪のため、次に民の罪のために毎日いけにえを献げる必要はありません。(ヘブライ7:27)

 

ヘブライ人への手紙ではすでに5章においてキリストこそが神に任命された特別な大祭司であると、詩編110編4節の御言葉によって確認されていました。この7章では、律法に従って立てられるレビ系の祭司に対して、メルキゼデクが優位にあること、同じように主イエスこそが、祭司の家系ではない他の部族から神によって特別に祭司として立てられたことが強調されています。

では、主イエスは、何のために祭司として立てられたのでしょうか。11節には律法の目的として「人が完全な状態に達すること」という言葉があります。この場合の「完全」とは、人が神との契約に生きる喜ばしい状態に入れられることです。

しかし、律法によって立てられた祭司たちによっては、この目的に達しませんでした。他方、キリストが大祭司として立てられたことについて、「いっそう優れた契約の保証となられた」とします。それは主イエスによって、私たちが、「神に近づく」ことができるようになったからです。

神ご自身の約束によって立てられた主イエスが神の契約を確かにされました。そして永遠に生きている方としてきょうも私たちに救いを与え、私たちのために祈ってくださいます。

【祈り】 神よ、キリストの御体によって、すでに私たちが救われ、今も主の執り成しにあずかっておりますことを覚えて、感謝します。

杉山昌樹

杉山昌樹sugiyama_masaki

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