子どもたちに繰り返し教え語り聞かせよ

1月13日(月)申命記6章

今日わたしが命じるこれらの言葉を心に留め、子供たちに繰り返し教え、家に座っているときも道を歩くときも…これを語り聞かせなさい。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 申命記 6章6節~7節

「聞け、イスラエルよ。我らの神、主は唯一の主である。あなたは心を尽くし、魂を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい」。この聖書の言葉は、旧新約聖書の中でもとても大事な神の言葉です。「主こそ天地を造られた唯一の神、また、救い主」。この信仰を親から子へ、子からまたその子たちへ。これが、イスラエル共同体に主がお与えになった至上命令です。ですから、申命記だけでも何度もこのことを主は命じています。

私たちの教会で幼児洗礼の恵みにあずかるとき、親に誓約を求めます。「子と共に、また子のために祈り、子に聖書と救いの教理を教えるように」と。また、親がこの誓約を果たせるように、教会員もまた祈り支えるとの同意を求めます。

親から子へと信仰が受け継がれていくとき、自然にそのことがなされる場合もあります。親も子も教会も苦闘しながら祈りの格闘がなされる場合もあります。いずれにせよ、主は真実な御方です。教会に与えられている信仰を、親から子へと継承していく真実な祈りと取り組みを祝福してくださいます。主の真実に信頼して、共同体全体で信仰の継承に取り組み続けたいものです。諦めることなく、執り成しの祈りに必ず耳を傾けてくださる主に信頼して。

【祈り】 信仰が受け継がれていくために、諦めることなく祈り取り組む力を教会に、また、親たちにお与えください。

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