ホセア8章 御言葉に従った礼拝
エフライムは罪を償う祭壇を増やした。
しかし、それは罪を犯す祭壇となった。(ホセア8:11)
預言者ホセアの時代、イスラエルの人びとは熱心にいけにえを捧げました。「罪を償う祭壇を増やした」のです。しかし、彼らの祭儀はバアルの影響を受け、神の戒めを離れていました。神の律法は、祭儀について十分に教えています。しかし「彼らはそれを無縁のものと見なした」(12節)のです。
イスラエルの礼拝は、神の律法を離れたものになっていました。彼らは神に聞こうとせず、自分たちの判断で、また自分の願望を反映させて神礼拝を行ったのです。自分たちの思いを中心にした礼拝を行いました。
その様な礼拝を主は喜ばれません。むしろ「主は彼らの不義に心を留め、その罪を裁かれる」(13節)のです。そして主は「彼らはエジプトに帰らねばならない」(13節)と言われます。これはかつてエジプトで、奴隷のくびきを負わされていたその状態に戻るということです。救われる以前の悲惨な状態に戻るということです。
神礼拝は、何より神御自身の啓示された意志に従うものであることが必要です(ウ告白21章1節)。それが、神が求められる聖い礼拝です。
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