詩編18編 わたしの闇を照らしてくださる神
主よ、あなたはわたしの灯を輝かし
神よ、あなたはわたしの闇を照らしてくださる。(詩編18:29)
「わたしの灯」と「わたしの闇」が並べられています。「灯」は、主がともしてくださったものです。
主こそ私たちの光であり(詩27編1節)、ともし火でもあられます(サム下22章29節)。いずれにしても、私たちは光を発するのではなく、主の光を受けてそれを輝かすだけです。
私たちのうちにあるのはむしろ「闇」です。それは罪そのものです。しかしその闇の中にも主の光が差し込んで、すべてが明るみに出されます。自分の中の罪がすべて明るみに出されたら、私たちは恥ずかしくて、耐えられないでしょう。
けれども、主の赦しの中で、心の内を照らしていただき、そこにある闇、すなわち罪を暴いていただくことがまず必要です。それが幸いの始まりです。「真理を行う者は光の方に来る」のです(ヨハ3章21節)。
今日も、光なる主キリストのもとに歩みより、私たちの闇を照らして罪を取り除いてください、と祈り求めます。主に照らされるなら、私たちは光を輝かすことができるのですから。
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