詩編3編 主が支えていてくださっています
身を横たえて眠り
わたしはまた、目覚めます。
主が支えていてくださいます。
いかに多くの民に包囲されても
決して恐れません。(詩編3:6-7)
自分が孤立無援の状態だと思うと、人は本当に追い詰められてしまいます。親しい者が身近にいても、心の奥底まで明かすことができず、それが長く続けば心も体も疲れ切ってしまいます。
ダビデがアブサロムから逃れてエルサレムを離れ、逃亡生活を始めた時、泣きながらオリーブ山を上りました(サム下15章30節)。命をねらわれ、侮辱され、呪いの言葉もかけられました。
私たちも悩み事や心配事や恐れで眠れない夜を過すことがあります。考えは堂々巡りをし、何の進展も期待できないと思ってしまいます。睡眠時間だけが減っていきます。しかし、そのような私たちを、眠ることなく見守っていてくださり、私たちの心と体を支えてくださる主がおられます。
ダビデは、主が自分の苦しみをご覧になっていることを知っていました。そして野宿生活を続けながらも毎晩身を横たえ、朝には目覚めました。眠れぬ夜を過ごすことがあるとしても、支えていてくださっている主を見上げましょう。
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