ルカ18章 絶えず祈る
イエスは、気を落とさずに絶えず祈らなければならないことを教えるために、弟子たちにたとえを話された。(ルカ18:1)
新しい年を迎えました。しかし昨年3.11東日本大震災の大きな被害が今もなお生々しく残っています。「神様なぜ?」との思いが今も心の中に渦巻いています。
主が十字架の上で叫ばれました。「エリ、エリ、レマ、サバクタニ。(わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか)」と(マタ27章46節)。
主は、私たちの苦しみ、悲しみ、痛みを知っていてくださいます。そして私たちに「気を落とさずに絶えず祈らなければならない」と教えてくださいました。「気を落とさず」とは「失望せずに」、「勇気を失わないで」ということです。「信じて生きる」とは、「祈る勇気を失わない」ことです。
また主は「絶えず」とも教えられました。祈るのに疲れ果ててしまうことがあります。そして祈れなくなることもあるかもしれません。しかし、主が、疲れることなく、常に祈る者となりなさいと、招いてくださいます。
困難のただ中で、万事を益としてくださる主を信じて、祈りつつ歩み始めたいものです。
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