レビ27章 心からの献身のしるしとして
もし、主への献げ物として家畜を携える場合、主にささげるものはすべて、聖なるものとなる。(レビ27:9)
2024年もあと4日となりました。1年間の神の恵みを覚え、その恵みに対する自分の献身のしるしについて考えたいと思います。
レビ記27章は、主への献げ物について教えています。年齢に応じて、男子の場合、女子の場合など、細かく定められています。貧しい場合は祭司に申し出るよう指示されます。献げ物は、神に対するその人の心を表すのであり、無理な献げ物が求められるのではないのです。また、そうして神に献げられたものは聖なるものであると教えられています。
一つの例として、わたしの母のことを思い出します。わたしが先に信仰者になり、母を教会へと導いたのですが、その母が礼拝献金のためにお札を新札に替えて聖書に挟んでいたのです。そうして母が献身を表そうとしていることに信仰の成長を感じて、感謝しました。それ以来、自分も献金をもっと心を込めてささげたいと思い、わたしも新札を聖書に挟んでおくようにしています。
神は決して私たちに無理なことを求める方ではありません。ただ、心から神を愛し、心からの献身のしるしとして、神にさまざまな賜物をささげることを喜んでくださいます。私たちの献身の思いがきょうも神に届けられますようにお祈りいたします。
【祈り】 私たちに多くの恵みを与えてくださる神様。私たちの心からの献身のしるしをお受けください。