ある人たちは、遅いと考えているようですが、主は約束の実現を遅らせておられるのではありません。そうではなく、一人も滅びないで皆が悔い改めるようにと、あなたがたのために忍耐しておられるのです。主の日は盗人のようにやって来ます。(2ペトロ3:9-10)
この箇所で、ペトロは主の来臨を否定する偽教師の問題点を指摘し、私たちが日々、主の来臨を覚えて歩む大切さを語っています。偽教師は主の来臨を待っている人々に向かって「主が来るという約束は、いったいどうなったのだ」(4節)、主の約束は遅いのではないか(9節)とあざけりました。
これに対してペトロは次のように答えます。「時間を造られた神は人間のように時間に制限されず、時間を支配する方として一日を千年に延ばすことも、千年を一日に縮めることもできる方です(8節、詩90編4節)。神が主の来臨を今すぐ実現させないのは、一人も滅びないで皆が悔い改めて救われるように、寛容をもって忍耐しておられるのです」と。
私たちは、主の再臨を待っています。しかし、私たちには主イエスがいつ来られるか分かりません。主は思いがけない時においでになります。そのことを覚えて日々の歩みを整えましょう。また、一人も滅びることを望んでおられない神の御心に応えて、一人でも多くの人々が救われるように、家族、友人、知人に福音を宣べ伝えましょう。
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