「あなたたちは聖なる者となりなさい。あなたたちの神、主であるわたしは聖なる者である」(2節)は、レビ記の中心聖句と言われます。また、「わたしはあなたたちの神、主である」、及び「わたしは主である」と、それぞれ八回強調されます。神は、私たちの創造主、あがない主、また契約の主として、ご自分の聖性にならうようにと要求されます。そのように生きるときに、人間創造の本来の目的にかなった、喜びに満ちた命が始まるからです。そこへと回復してくださるのが主の救いです。心の中で兄弟を憎んではならない。同胞を率直に戒めなさい。そうすれば彼の罪を負うことはない。復讐してはならない。民の人々に恨みを抱いてはならない。自分自身を愛するように隣人を愛しなさい。わたしは主である。(レビ19:17-18)