神に召されたモーセは、自分に与えられた使命の大きさにとまどい、しりごみするばかりでした。神は、そのようなモーセに三つの奇跡的なしるしを与えてくださいました。しかしモーセは、口が重いことを理由にこの召命に抵抗します。神は、「さあ、行くがよい。このわたしがあなたの口と共にあって、あなたが語るべきことを教えよう」とおっしゃってモーセを励まされます。それでもなお逃げようとするモーセのために、神はモーセの兄弟アロンを助け手として与えてくださいました。モーセは主に言った。「ああ、主よ。わたしはもともと弁が立つ方ではありません。…口が重く、舌の重い者なのです。」主は彼に言われた。「一体、誰が人間に口を与えたのか。…さあ、行くがよい。このわたしがあなたの口と共にあって、あなたが語るべきことを教えよう。」(出エジプト4:10-12)