何ということか、罪なき神の御子が、二人の犯罪人と一緒に十字架にかけられました。二人のうちの一人は最後まで主イエスをののしり続けました。もう一人も初めのうちは同じようにしていました(マタ27章44節)。しかし十字架にかけられたキリストを仰いで心が変えられました。主イエスの聖さや威厳を目の当たりにし、己の罪深さを悟ったことでしょう。主の執り成しの祈り(34節)もありました。彼の小さな信仰の告白に主は答えられます。「あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる。」そして、「イエスよ、あなたの御国においでになるときには、わたしを思い出してください」と言った。するとイエスは、「はっきり言っておくが、あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる」と言われた。(ルカ23:42-43)