ユダの人びとがペリシテ人を恐れてサムソンを捕らえ、二本の縄で縛り上げ、ペリシテ人の町レヒに連れて行ったとき、主の霊が激しく降り、縄は簡単に切れてしまいました(14節)。サムソンは、真新しいろばのあご骨を拾い、それによって、多くのペリシテ人と戦い、勝利したのでした(15、16節)。その後、サムソンは非常に喉が渇き、主に祈りました。「あなたはこの大いなる勝利を、この僕の手によってお与えになりました。しかし今、わたしは喉が渇いて死にそうで…」(18節)。神はレヒのくぼんだ地を裂き、そこから水が湧き出るようにされた。彼はその水を飲んで元気を取り戻し、生き返った。それゆえ、その泉はエン・ハコレ(祈る者の泉)と呼ばれ、今日もレヒにある。(士師15:19)