箴言1章 主を畏れることは知恵の初め
これは知恵と諭しをわきまえ
分別ある言葉を理解するため
諭しを受け入れて
正義と裁きと公平に目覚めるため。
主を畏れることは知恵の初め。
無知な者は知恵をも諭しをも侮る。(箴言1:2,3,7)
「箴言」は私たちに主を畏れることを教えています。教えるだけではなく、主を畏れる道に生きることを命じています。1〜7章にかけて、父が子に語りかける諭しという形で未熟な者や若者には熟慮と慎重さを、賢人や聡明な人には説得力や指導力を与えようとして書かれています。
箴言には多くの格言がありますが、「主を畏れること」、これが知恵の初めです(7節)。これが箴言を単なる人生訓や処世訓、生活の知恵等に留まらないものとしています。
人はどのような「道」を歩むべきでしょうか。それによって、自分の命を守れるかどうかが決まってきます。人は主に立ち帰って主の懲らしめを受け入れるなら、主の霊が注がれ、主の言葉が与えられるという恵みが与えられるのです(23節)。
その正反対にあるのが、ならず者、浅はかな者、不遜な者、愚か者の道です。そこに足を踏み入れれば自分の命を失うことになる、と警告するのです(15節)。
箴言の「知恵」に聞き従う人は、主のもとにある確かな住まいを得られます(33節)。
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