左/ライブベインティングの様子(ギャルリ イグレグ八が岳)
右/作品「六度目の春が」(F30号、キャンバスにアクリル絵の具)
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Q どのような活動をしておられるのですか
A 愛知県名古屋市の隣にあります春日井市に、アトリエ兼アートスクールを構えています。子供から美術系受験生、一般成人の方、また不登校生に美術を教える傍ら、画家として名古屋を中心に30年発表を続けています。現在は、障がい者との垣根を取り払った合同グループ展や、ジャンルの違う作家を集めたアートの展覧会を継続的に企画発表しています。また、近年は美術作家育成に力を注ぎ、成果が出始めています。
Q 活動を始めるきっかけは何でしたか
A 叔父が画家であったこと、両親が芸術に理解があったこと、幼少時代から少しだけ人より上手く絵が描けたことなどがあげられますが、何より幼い頃、大好きな女の子に「ミオくんは絵が上手だから好き」と言われたことが情熱のスタートかと思います。俗っぽいですが、「大きくなったら何になりたい?」という質問には、初めから「絵描きになる」と答えてきました。夢ではなく、実現する将来の大人像でした。しかし、これが思い描いていた姿なのか?と言われましたら、残念ながらNOです。
Q どのような聖書の御言葉に励まされていますか
A 好きな個所はたくさんありますが、中でも「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに求めておられることです」(テサロニケ人への第一の手紙 5章16〜18節)に支えられています。息子にも「喜」という字をつけました。イエス様は教会に見捨てられた経験がおありです。都合のよい考え方かもしれませんが、教会になかなか通えない私の気持ちをわかってくださっていると信じています。そんな不安な状態の時に「喜べ、祈れ、感謝せよ」と、どこでも私にできることがあるのだと力をもらえます。
Q 信仰者として心がけておられることがありますか
A 今は多くの方の希望に応えられるよう毎日働いています。そのため、日曜日に礼拝に参加することが難しいのです。それについては日々、心を痛めています。ですから一日でも早く、毎週礼拝に呼び戻してもらえるように祈り続けています。
そして、その分どこにいてもイエス様の教えに学び従えるように、想像の翼を広げる毎日です。絵描きは文章を絵に替える能力に長けています。私の頭の中で、あらゆる聖書の場面は、恐らく他の方とは違う絵が展開されています。絵描きとしてクリスチャンであることを前面に出し、自由に表現することで、少しでも品格を下げることなく、敷居を下げるような活動をしたいと思っています。
Q 活動をとおしてどんなことを目指しておられますか
A 絵画の発展は、聖書を読めない人々に対する図解でした。私は聖書を具現化して描いている訳ではありませんが、クリスチャンであることを公言し、賜物を磨きながら神様にお返しすることと語っています。絵を発表することを通して、わずかでもキリスト教に関心を持つ人を見つけたいと願っています。宗教像ではなくても、宗教感は作品に出ます。そのためには、日々描かせていただいていることに感謝し、一枚一枚成長していかねばなりません。作品一枚の完成が、天の御国に近づく一歩なのです。
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