いかがお過ごしでしょうか。横浜教会牧師の千ヶ崎基です。今日も神様の御言葉に聞きたいと思います。
現代は、情報が溢れている時代であり、不確かな要素に囲まれている混沌とした時代です。何が正しくて何が悪いのか。その判断も多様化していますし、将来に対する見通しが持てず、どうやって今を生きていけば良いか戸惑うこともあります。
「地に足をつける」という言葉があります。物事を少しずつ確実に進めていくという意味でしょう。こういう生き方を歩めたらと思います。ブレることなく生きていけたらと多くの人が思うことでしょう。自分らしい生き方、ブレずに生きる生き方、「地に足をつける」生き方を自分もできたらと思うことがあります。
旧約聖書の詩編26編1節に次のような言葉があります。「わたしは完全な道を歩いてきました。主に信頼して、よろめいたことはありません。」
神様を信じている信仰者の言葉です。「完全な道」というのは、「間違いをしない完璧な人生を歩いてきた」ということではありません。神様との関係、神様に信頼して生きてきたということです。自分と神様の間に交流がある。信頼できる神様がいる。その人は、人生を迷ったり、よろめいたりしない。神様と一緒に生きるとき、その人は人生をまっすぐに生きていける。自分らしく生きていけるのです。