いかがお過ごしですか。三川栄二です。
以前軽井沢に滞在したとき、ヴィラデストという農場に行ったことがあります。東御市にあるワイナリーで、そこでワイン工場を見学したり、雄大な農場を眺めながら食事を楽しむことができます。見事に手入れされたぶどう畑を見ながら、そこで生産されたワインと食事に舌鼓を打つ、至福の時間でした。ぶどうの木というのは枝が弱くて、自分では張ることができないので、上の方にワイヤーを張ってそれにからませるそうです。そうすると枝に実が実っておいしいぶどうができるのです。
主イエスは「わたしはまことのぶどうの木」と言われました。そしてわたしたちはその枝であると。ここでは枝が実を結ぶことが約束されています。ただそのためには、枝がしっかりと木につながっている必要があります。「人がわたしにつながっており、わたしもその人につながっていれば、その人は豊かに実を結ぶ」と。
そこで実る実はどんな実でしょうか。伝道の実かもしれませんし、「愛、喜び、平和、寛容、親切、善意、誠実、柔和、節制」といった信仰の実かもしれません。しかし豊かに実を結ぶためには、ぶどうの木である主イエスご自身にしっかりとつながっている必要があります。
「あなたがたはわたしにつながっていなければ、実を結ぶことができない」と主は言われました。主にしっかりとつながりましょう。