いかがお過ごしですか。三川栄二です。
以前ある方の家を訪問して、そんなに長くいるつもりがなかったので何の用意もしていなかったのですが、帰りが夜になり、真っ暗の中を帰って来たことがありました。街中であれば街灯がついていますが、そこは街灯がなく本当に真っ暗でした。ライトを持ってくればよかったと後悔したのですが、真っ暗闇で道も良く見えず、あやうく側溝に落ちそうになったことがあります。
主イエスは「わたしは世の光である」と言われました。ヨハネによる福音書の最初に「万物は言によって成った。言の内に命があった。命は人間を照らす光である。光は暗闇の中で輝いている。」(1:3-5参照)とあります。
光は周りが暗ければ暗いほどあざやかに周りを照らし、明るくします。たとえそれが蝋燭の灯りのような小さな光であっても、周りが暗いと光輝いて見えます。「その光はまことの光で、世に来てすべての人を照らす」(9節参照)ともあります。真っ暗闇の中で光がなければ、前を進むことができません。穴に落ちてしまうかもしれません。何より光は希望をもたらします。心に温かみを与えます。
主イエスは「わたしは世の光である」と言われました。わたしたちの心の中に灯って、希望の光となってくださいます。主イエスの光が心の中を明るく照らすように求めましょう。